発行:セルバ出版
単行本:167頁
定価:本体1500円+税
第1章
自身の失敗から学んだこと
第2章
起業の心構え~生業
第3章
起業してすぐやること、やってはいけないこと
第4章
正しい経営戦略~事業
第5章
初めてのチームつくり~企業
第6章
3年の壁
第7章
数字で夢を語ろう
第8章
こつこつ儲かる社長の共通点
言い訳をしない、と肚を決めると自分の行動が変わってきます。
現在の状況が良くても悪くても気にならなくなります。
ただ目の前のことを一生懸命やるだけ、目の前の人に喜ばれるようにするだけ。
まさに出会いで人生が変わるのです。
人の出会いは、偶然ではなく、必然だからです。
それでは勇者の役割とは何でしょうか?魔王を倒すために冒険に行く、と決めるのが勇者のいちばんの役割なのではないでしょうか。一言で言うと「勇気」です。
経営に置き換えれば、何のために仕事をするのか、という目的である経営理念を掲げます。
ここへ向かう経営ビジョンを示すことが経営者のいちばん大事な仕事ではないでしょうか。
成功している経営者はせっかちな方が多いように感じます。
彼らは数字に対しても非常にせっかちです。
行動の結果や社長の成績はすべて数字で表れてきます。
その数字を見て、やってきたことが正しかったかどうか、また次にどのような手を打つのかを考えなければなりません。
人間も雑草と同じで、心の根っこがしっかり張っていれば、何が起きてもぶれずに対応することができます。
根っこを深く張るためには、理念教育と根っこを鍛えてくれる苦難が必要です。
もちろん成功体験を積むことで人は成長します。しかし、根っこが深く張るのは、間違いなく困難に出会い、それを乗り越えたときです。
【ダメな社長の特徴その①「数字に弱い」より】
数字に弱い人は数字の勉強をしてください。後継者の方でよく聞く話が、親父はどんぶり勘定でずっとやってきた、という方が多くいらっしゃいます。
残念ですが、それは時代が違います。今は低成長時代ですから勉強しない経営者は生き残っていくことができません。
大きな夢を語るときには、夢が実現するという具体的な計画が必要になります。
それは数字で表すことができることが必須条件です。
なぜなら数字は嘘をつきません。社長が立てた計画が正しかったかどうかを数字でチェックし、行動が合っていたかどうか確認するために数字の計画を立てます。
ゼロから税理士事務所を創業し、10年間会計士事務所を経営してきた経験と
また、多くの社長をお金の面から見て気づいたことをまとめました。
凡人である私が今まで経営をしてこられたのは、多くの人たちに支えてもらってきたからです。
教えてもらったことや学んだこと、体験したことを具体的な事例を用いて伝えていくことが私の使命だと感じています。
会社が儲かるのも儲からないのもすべて社長次第です。
中小企業の社長の経営に少しでも本著がお役に立つことができれば幸いです。
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