所長ブログ

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2017.12.13 無関心な人たち

年末も近づき税制改正の記事が載っています。

高所得サラリーマンに対する所得税の増税や
事業承継税制の見直しなど専門家としてはもちろん
企業経営者としても注目すべき内容が盛りだくさんです。

税制改正には多くの人たちが関心を示します。
税金が高くなる、安くなるという話です。
言い換えると税金の入り口の話です。

しかし税金の出口、つまり使い道について
関心を持つ人は私も含めて少ないように感じます。

先日、商業高校で租税教室の講師をしてきました。
授業の最後に高校3年生が書いた国税庁長官賞をとった作文を
朗読しました。

その内容が日本人は税金の使い道に無関心だというものです。
自分が払う時には関心を示すが、一度払ってしまえば
ほとんどの人たちが無関心。
政治にも無関心。
よく分からないまま選挙に行ったり
投票すらしなかったり。。。
このまま無関心のままで日本はどうなっていくのだろうか、
もっと関心を持ちたいと思う、という素晴らしい内容でした。

私自身も税を扱う専門家として反省する点が多々ありました。
社会貢献活動の一環として租税教育に力を入れています。

入り口だけでなく出口にも関心を持つ人が増えるよう
微力ながら力を使っていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

中小企業に夢と感動の経営を!
12月13日 伊藤圭太

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