所長ブログ

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2018.04.25 伊那食品工業さんへ行ってきました①

TSC(テラルネッサンスサポーターズクラブ)東海の
4月定例会に参加しました。

1泊2日で長野県伊那市にある
伊那食品工業さんと菓匠shimizuさんへ会社見学に
メンバー24名で行ってきました。

かんてんぱぱと年輪経営で有名な伊那食品さん、
塚越会長の著書は何回も読んだことがあるのですが、
実際に見学に行くのは初めてでした。

ひと言でいうと
”参考にならない・・・”
あまりにもレベルが違い過ぎて
ポカンとしてしまいました。
レベルというのは経営者の器のことです。

見学前に「伊那食品さんはモデルにする会社ではなく
憧れにする会社です。」と聞いていたので
見学ではなく観察する、心づもりでいました。

広大な敷地のかんてんぱぱガーデンや本社は
業者には頼まずに社員自ら清掃活動を毎日行っているそうです。

始業前の清掃や休日なのにもかかわらず
何人かの社員さんが自主的に会社内の清掃をしています。
一切、強制はしていないのに、です。
聞いてみると清掃の当番や範囲も決まっていないようで
各自が自主的に考えて掃除をするのだそうです。

掃除がエスカレートし過ぎて高所作業車で松の剪定まで
していると言っていました。

2年目の社員さんを交えたクロストークでは
掃除の目的について教えてもらいました。

掃除の目的は、「自分の気づきの訓練」なのだそうです。
だから場所も決めておらず、自分でどこを掃除すればよいか
気づくようにする。

その社員さんは休みの日に掃除に来るのは、
休みだからといって、だらだら寝ているよりも、
朝から起きて掃除で身体を動かして近くのカフェの
モーニングを食べるのが楽しみで掃除をしていると言っていました。

もちろん休日なので清掃に来ない同期の社員もいますが、
何も気にならないのだそうです。
それは、会社から評価されるためでもなく
自分のために掃除をしているからだそうです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

中小企業に夢と感動の経営を!
4月25日 伊藤圭太

 

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