2018.06.13 ダム式経営
先日あるお客様からの相談を受けて
ふと創業期を振り返る機会がありましたので共有します。
その話は創業当初に潰れかかっていた
私にとっての分岐点になりました。
松下幸之助さんが講演をされた時の逸話があります。
ダム式経営についての話です。
聴衆の一人が「ダム式経営をするには、どうすれば良いですか?」
という質問をされました。
松下幸之助さんは、少し考えて、
「それはダム式経営がしたい、と強く思うことですな」
と答えたそうです。
会場には天下の松下幸之助さんが何を当たり前のことを
話されるのかと失笑が起きたそうです。
しかし一人の青年だけが
「そうか!まずは強く思うことか!」
と感激して身体を震え上がらせた。
その青年が京セラ創業者の稲盛和夫さんの
若かりし頃だという話です。
私にとってはターニングポイントになった話です。
※ダム式経営…溢れるダムのように経営に必要な資金や
人材をしっかりと貯めておくこと。
創業守成と言われます。
物事は始めるよりも軌道に乗せて継続することの方が難しい。
日々情熱を燃やしながら経営していきたい、そう思った1日でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
中小企業に夢と感動の経営を!
6月13日 伊藤圭太