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2018.11.21 その他 本質を見極める~体脂肪計の誕生~

体脂肪という言葉を作ったのがタニタの谷田社長ということに
驚きました。

体脂肪計を創ったポイントは
「本質を見極めて行動する」いわゆる差別化です。

ヘルスメーターの売上を伸ばそうと
販路拡大、技術の転用等々あらゆることに挑戦しましたが
全て失敗の連続だったようです。

ここでの転換点は
「体重計」から「体重」への転換なのだそうです。
体重計を作るメーカーから、体重を測るメーカーへ。

これにはイノベーションを起こす経営者の5つの行動習慣が
あったそうです。
①つながる(タニタの場合は肥満の専門医とのつながり)
②質問する(肥満は体重ではなく脂肪が問題だと教えてもらった。
それなら、どうやって脂肪を測るか?
という質問から体脂肪計が生まれた)
③関連付け(体重計と体脂肪を測るをくっつける)
④実験する
⑤観察する(販売して世に出してみてこそ分かることがある)

新しい言葉を作ってしまうことも凄いのですが
脂肪をどう測るのか?という質問が大きな転換点だったように感じます。
自分の事業を限定しないで、上記5つの行動を繰り返すことで
イノベーションが生まれるのだと感じました。

 
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

中小企業に夢と感動の経営を!
11月21日 伊藤圭太

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