スタッフブログ

Staff Blog

2018.08.17 儲かるって何?

先日、会計事務所向けの勉強会に
参加してきました。
そこでの学びは、
「儲かる」とはどういう状態のことを言うのか
ということです。

(株)京セラがまだ中小企業であったころ
稲盛和夫さんは、
「税金を払うために借金をする」ということに
疑問を感じたそうです。

「利益が出たから税金を払うのに
税金を払うために借金するのはおかしい」

「儲かった利益が現金で残っていないなら
 本当は儲かっていないのではないか」と

例えば、ジュース1本80円で仕入れて
100で販売すると20円の利益が出ます。
この利益の20円分の現金が増えるはずです。

ですが、現実の企業経営では
現金が20円が増えていないこともあるし
むしろ減ってしまうこともある。

「儲かる」ということは
損益計算書で「利益」が出て
さらに貸借対照表の現預金が
「前よりも増えている」
という状態ではないでしょうか。

利益が出ているのか。
現金が増えているのか。

この二つの視点が大切であるということを
改めて強く感じました。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

8月17日 小島 豊弘
中小企業に夢と感動の経営を!

一覧へ