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2019.04.15 理念の共有 メンタリング人財育成法

皆さんこんにちは。
本日の朝勉強会では、メンタリングの講師資格を持っている所長から、
“メンタリング人財育成法”についての話がありました。

メンタリングとは、自立(律)型人間を育てるという意味があります。
会社などの組織は、基本的には上司と部下のような上下関係で成り立っています。
しかし、メンタリングの考えは、役職の違いはあれど、人間として皆同じであり、
上も下もないというものです。
メンター(支援する人)とメンティー(支援される人)という横の関係を
とても大切にしています。

そして、メンターとして大切な要素として
・見本となる
・信頼する
・支援する
ということだそうです。

「まわりの人は自分の鏡である」というような言葉があります。
子は親の背中をみて育つといわれるように、人は、見本となる立場の人の背中を見て
だんだん育っていくのではないでしょうか。

自身の置かれている環境や周囲の状況や人を変えるには、
まずは、積極的に自分の言動や行動、考え方を変えてみるということは
とても大切なことなのだと思いました。

そして、この要素は実践をし続けることが、最も大切なことなのではないでしょうか。
「信頼していたのに裏切られた」と感じて、この人のことはもう信じられない、
支援をするのをやめようというように感じることがあるかもしれません。
しかし、ここでいう信頼とは、“相手がどんな人間でもそのすべてを受け容れる”
という意味があります。
裏切られたと感じてしまうのは、どこかで、自分の思い通りに動いてほしいと
思っていたことの現れなのだそうです。

価値観や考え方が異なる人に対して、どんなことがあっても、
受け容れ続けるということは、とても簡単なことではないと思います。

相手の見本となり、信頼を寄せ支援を続けることは、とても大変なことだと思います。
しかし、継続は力なりという言葉があるように、相手を受け容れ続けることで、
自身の成長にも繋がるものなのかなと改めて思いました。

4月15日 石川 夏奈
中小企業に夢と感動の経営を!

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