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2013.07.11 税制改正

前半は「知って得する!アベノミクス減税 使いこなし術」というテーマで、 税制改正について中京会計の伊藤よりお話させていただきました。

平成25年度税制改正では、何が変わったのでしょうか。 税金には個人にかかるもの、法人にかかるものがありますが、 個人にかかるものは増税、法人にかかるものは減税という傾向があります。

大企業や製造業向けの税制が多かったのですが、 平成25年度の改正では中小企業でも使えそうな制度もあります。

例えば雇用に関する制度です。 「所得拡大促進税制」は社員さんの給料を上げた場合、税金が安くなる制度です。 「雇用促進税制」は、社員さんを増やしたら税金が安くなる制度。 これはもともとあった制度ですが、以前よりも減税の額が増えました。

あとは設備に関する「中小商業・サービス業等活性化税制」です。 今までは機械や車など、高額なものに対する減税制度はありましたが、 これは中小企業にはあまり縁のないものでした。 新しくできたこの制度は、商品のディスプレイや冷暖房設備の建物付属設備、 看板や商品棚などの備品を購入した際、税金が安くなるものです。

全部事細かに知っている必要はありませんが「こんな制度があるな」と、 頭の片隅に入れておいていただければと思います。 その際、届出や経営革新等支援機関の承認が必要なものもあります。 新事業や備品を揃えようとお考えの方は、お近くの税理士の方にご確認を!

消費税増税に伴う注意事項などのお話もさせていただきました。 来年4月から消費税は8%に引き上げられます。 建築請負工事の契約などについての経過措置などお話しいたしました。

税制改正ってややこしい!と思ってしまいますが、もともとの税制が複雑なんですよね。もっとお客様に喜んでいただけるように、知識をつけなければと改めて思います。

7月11日 和田悠里子
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