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2017.11.22 書面添付を標準業務に

大阪で開催されたTKCのNMフォーラムに参加してきました。
TKCに入会して5年未満のNM(ニューメンバー)では無いのですが、
お世話役を仰せつかっているので参加してきました。

NMの頃は毎年かかさず参加していました。
全国から同じ志を持ったTKC会員が集まることで
技術的な学びはもちろんのこと、
事務所経営に対するモチベーションがアップします。

今年は3年ぶりの参加でしたが最高の学びと気づきがありました。
書面添付を標準業務にする、という分科会に出席しました。
書面添付とは税理士法33条の2に記載されている税理士の権利としての
添付書面のことです。

具体的には申告書に添付書面をすることで
”決算書と申告書の品質を保証する”ということです。

学びになったのは、書面添付には税務上の相談や判断のことだけでなく、
経営方針や経営の状況も記載している会員がいることでした。
そうすることで税務署だけでなく金融機関に対しても
品質保証をできるということです。

税務のことしか書いてはいけないという
思い込みがあったので目から鱗が落ちた瞬間でした。

そして書面添付は全国で見ると約8%しか使われていないそうです。
税理士としての権利である書面添付を事務所の標準業務に、
新しい道が開くのを感じた一日でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

中小企業に夢と感動の経営を!
11月22日 伊藤圭太

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