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2018.01.31 経営計画を使った関与先拡大手法

先週TKCの若手勉強会の講師を仰せつかり
90分ほど実践の報告をさせてもらう機会をいただきました。

開業して3年ほどの会計事務所の先生が中心の
勉強会です。

講演テーマは
「経営計画を活用した関与先拡大手法」
私自身が10年間やってきたことを中心に
上手くいったこと、躓いたこと、失敗したことや
そのときの考えを余すところなくお伝えしました。

会計事務所が中小企業のお客様の経営計画を作るお手伝いをするには
まずは、目的が大事だと思っています。
何のために経営計画書を作ってもらうのか?
ということです。

経営計画書を作ると手数料が入るとか融資が受けやすくなるなどは
副次的なことであり、実際はお客様の会社が良くなるために
経営計画書を作ります。
経営計画書を作ることで未来の会社を考えて
現状の延長線上に未来は無いことに社長が気づき
社長が変わる、社員が変わる、会社が変わるの順番だと思っています。

次に大切なことはまずは、会計事務所自体が経営計画書を
作ることではないでしょうか。
自分でやったことがないことをお客様に勧めるよりも
実践して良かったことをおススメする方が説得力が違います。
体験からくる言葉には重みがあります。
私たちも10年間経営計画書を作り発表会を続けてきたからこそ
現在があると考えています。

それをお客様にお伝えしたい、それが純粋な気持ちです。
これらの結果として関与先拡大に繋がっていったというのが
本当のところです。

本と末、本末転倒にならるよう地に足をつけて
経営計画書を進めていきたいと思います。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

中小企業に夢と感動の経営を!
1月31日 伊藤圭太

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