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17.06.07   
その他
    夏季賞与の憂鬱

梅雨の時期になると社長が頭を悩ませることがあります。
夏の賞与をいくら支給するか、です。

 

私どもも月次決算のときによく相談を受けます。
共通している社長の思いは
【顔晴ってくれている社員さんにできるだけ多くの賞与を支給したい】
です。

 

しかし先行き不透明感が高まっていく中で
来年も同じ金額の賞与(もしくは今年よりも少しでも多くの賞与)を
支払えるだろうか、と不安な気持ちも持っています。

 

中京会計では賞与はあくまでも業績給であることを明確にしています。
業績が良ければ支給されるし悪ければ支給されません。
「給料はお客様からいただくもの、賞与は社長から頂くもの」
と経営計画書に定義しています。

 

これは業績の良い悪いは社長の決定次第だという強い意志からです。

 

ここまで明確にしていても社員は賞与を期待します。
また社員の期待以上に社長は賞与の支給をすることに
強い義務感とそれ以上の喜びを感じています。

 

社員に賞与について聞いてみると、貰えれば貰えただけ嬉しいが、
今年多くて来年下がるよりも毎年少しずつでも上がっていく方が嬉しい、
という声が出てきました。

 

これは賃金が上がれば3か月間の満足要因でその後は既得権益となり、
賃金が下がればずっと続く不満足要因になるというデータが実証しています。

 

そこで教えてもらい実践していることがあります。
それは賞与の中に基本支給額とは別枠で“社長枠”を付け加えることです。
基本支給額は毎年少しずつでも上げていくよう努力します。

 

そして業績が良かったときは顔晴ってくれた社員さんに別枠(社長枠)で支給をします。
こうすることで、たとえ基本支給額が予想より低くても社長枠がいくらか支給されるだけで、
社長に認めてもらっているとモチベーションが上がるのだそうです。

 

最後に新聞社などマスコミで発表されている賞与の支給額はデタラメです。
アンケートに回答をした一部の優良大企業と公務員の賞与を
大々的に発表しているからです。

 

日本の企業の99%である中小企業の賞与はこの報道には全く反映されていません。
中小企業(従業員数30名程度)の実態は、賞与を支給している会社は約7割
(3割の会社は賞与の支給をしていません)、
平均支給額は給与の約1か月分です。

 

中小企業だからこそ一人一人の社員さんのことを考えた経営を社長はしています。
頭から煙が出るぐらい考えて支給した賞与が社員さんの
モチベーションの向上に繋がることを願ってやみません。

 

それには本当に正しい賞与の情報が必要だと思っています。
連絡をいただければ詳しい中小企業の賞与のデータをお渡しします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 
中小企業に夢と感動の経営を!
6月7日 伊藤圭太

 
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