コラム

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どのように算定するの? 2以上の用途・構造の建物 の耐用年数

2以上の「用途」に供する建物
 1棟の建物が2以上の「用途」に使用されている場合、使用状況(用途別の面積や使用頻度の割合)を見て判断します。ただし、特別な内部造作をしている場合には、各々の「用途」に区分した耐用年数を用います。

 
<例1> 鉄筋コンクリート造の建物 
地上6F 劇場(特別な内部造作)
地上1~5F 貸事務所
地下1~2F 駐車場・ビル用電気室等

 このビルの主たる用途は、床面積で見ると「貸事務所」ですので、補助的な機能の部分(駐車場、電気室等)を含めて、「鉄筋コンクリート造」「事務所用」の50年を適用します。ただし、6F部分(劇場)は、特別な造作をしているので、「飲食用、貸席用、劇場用等(その他)」の41年を適用します。

 
2以上の「構造」からなる建物
 建物の「構造」は、主要部分(主要柱など)で判断します。ただし、1棟の建物が2以上の「構造」により構成されている場合、①「構造」別に区分することができ、②社会通念上、別の建物とみなされるものは、「構造」の別に区分して耐用年数を適用します。

 
<例2> 既存建物に増築した場合(事務所)
・地上4F(新)木造(後から屋上に増築)
・地上1~3F 鉄筋コンクリート造

 この例の4Fは、「別の建物」とみなされます。1~3F部分は「鉄筋コンクリート造」の50年、4Fは「木造」の24年となります。
 
<例3> 高層ビル(賃貸住宅用)
・地上3~15F 金属造(4mm超)
・地下1F~地上2F 鉄筋コンクリート造(基礎を兼ねている)

 この例は、「別の建物」とみなす事情がない限り、ビル全体を「金属造(4mm超)」の34年を適用することになります。
 
   
2025年8月29日
税理士法人中京会計

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