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2018.02.28 クラウド、フィンテックの時代に会計事務所に期待されていること①

会計事務所経営セミナーに参加してきました。
講師はTKC全国会の書面添付推進委員会の金成祐行副委員長でした。
年初に事務所見学をさせてもらって以来の再会です。

テーマは「クラウド、フィンテックの時代に会計事務所に期待されていることとは?」
大変興味深いテーマに話に聞き入りました。

会計事務所を取り巻く環境の変化の話には、
15年間で102.8万者(個人事業者も含むため社ではない)の
中小企業数が減少しているという現実の数字を目の当たりにし
危機感を感じました。

また昨今話題に上がることの多いAI、フィンテックにより
会計事務所は10年で消える職業のひとつに入っています。
しかしオックスフォード大学のレポートの無くなる職業は
“税務申告代行者”です。
アメリカでは資格のない税務申告代行者が多いため
日本の税理士制度とは違います。
あくまでも代行しているだけの職業会計人は消えていくかもしれませんが、
経営者の親身の相談相手としての職業会計人が無くなることはないでしょう。

それはTKC会員が目指す職業会計人の仕事は
“喜怒哀楽の感情をもって寄り添う仕事“だからです。

人間とAIの大きな違いのひとつは感情を持っているかどうかではないでしょうか。
経営者の親身の相談相手へ、
夢と感動の経営の実現を支援する、
創業時からずっと言い続けていることです。

 

中小企業に夢と感動の経営を!
2月28日 伊藤圭太

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