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2016.08.16 穴熊

「穴熊社長になるな」と伝えています。

社内に閉じこもっていたら情報も入ってきません。
お客様の声も聴けません。しかも社内に目が向いてしまうため、色々言いたくなります。

社長は仕事が出来るからこそ気付いてしまうので、気付いたら言いたくなります。
でもそれでは社員が育ちません。
社長だからこそ、聞き出せることもあります。
社長だからこそ、喜んでもらえることもあります。

だから「穴熊社長になるな」と伝えています。

今までそれに一切疑問を持っていませんでしたが、ずっと会社に居る社長の話を聴きました。

製造業の社長で、ものづくりがとても好きなんだそうです。
研究が好きなので、会社にずっと居て、自ら研究をしています。
なので営業には社員が出ているのだそうです。
でも新規開拓をの実績があるのは社長自身。なぜ?と思いました。

発注の電話が会社にあっても、営業担当は外を回っているので対応できません。
戻ってから対応だと遅くなってしまいます。
でもその会社は、社長が電話に出ます。
社長なので、決断が早い。金額の決定、受けるか否か。
全て決められる社長が電話に出るから、すぐ対応ができます。

研究が好きな社長なので、ちょっと難しい仕事もわくわくしながら受けるんだそうです。
全国から困ったときの…ということで電話が来るそうです。

今までとはちょっと違う、目から鱗の話でした。

8月16日 和田悠里子
経営計画書と月次決算で夢と感動の経営を!

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