先日、とある経営者の方のお話をお聞きしました。

美容室経営をされていて、今年はすでに3店舗新規オープンをされていらっしゃるとのこと。

なぜ、そんなにオープンできるのか。

今、美容室の数は全国で約23万件。コンビニの数は46千件。
美容室を経営することの厳しさが、店舗数から分かります。

お話をしてくださった方は「分配率コントロール」をされているとおっしゃっていました。

美容室ですから、10%は材料の仕入。
あとは利益、家賃、人件費それぞれに何%かを決めてやっているとのこと。

なので、出店する候補の店舗の家賃から、目標の売上を算出できます。
その地域でその売上可能か調査し、出店するかの判断をしています。

ターゲットも明確にしています。
そして、ローコストでオープンをするように徹底されています。

おしゃれなお店にできればいいけれど、そこにお金をかけない、と。
少額資産の特例を使ったり、改装されてすぐ撤退したような学習塾に出店など。

経営に大事なポイントがたくさん詰まっていると感じました。
この分配率の黄金比率は10年研究してようやく分かってきたもので、やっとスタート地点とのこと。
自分からは出てこない発想やユーモアに、話を聴くだけで刺激があります

9月12日　和田悠里子
経営計画書と月次決算で夢と感動の経営を！