2016.12.05 リスクマネジメント
TKCの生涯研修に参加しました。
後半のテーマは「リスクマネジメント」
今まで、TKCの研修では生命保険の研修が多くあったように感じています。
今回は損害保険です。
会社には様々なリスクがあります。
ですが、大企業にはリスク管理をする専門の部署・または兼務している
部署があるのに対して、中小企業は約4割が担当部署がないという数字が
出ています。
リスクを考える際、
損害発生時の影響(タテ軸)
と
発生頻度(ヨコ軸)
で考え、4種類に分けます。
その4種類の対策を
「リスクコントロール」か「リスクファイナンシング」
の2つの手法で考えます。
「リスクコントロール」は損失の発生頻度や大きさを削減する方法です。
損失発生を未然に防止するための対策をしたり、リスクを分散させる方法を考えます。
「リスクファイナンシング」は損失を補てんするために金銭的な手当をする方法です。
損失を自己負担したり、保険に加入して第三者から損失補てんを受ける方法を考えます。
取引先の倒産による連鎖倒産、自然災害、情報漏えいなど、
自身で考えられるリスクもあれば考えられないリスクもあります。
会社で加入している保険が、想定している損失を全てカバーできていることは少ないようです。
ぜひ、保険の見直しは定期的にしていってくださいね。
中京会計は「中小企業に夢と感動の経営を」していただくため、
会社を存続できるようにリスクマネジメントもお手伝いしています。
12月5日 和田悠里子
中小企業に夢と感動の経営を!