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2017.01.30 経常利益率

お客様との話の中や、勉強会の話の中で
「経常利益率」を話される方が多いように思います。

売上の内、どれだけ利益が残ったか。
自社の構造を知っていて、正しい経常利益率で話をされている場合は良いと思います。
でも色々な業種や会社がある中で、経常利益率だけで話をしていいのでしょうか?

例えば。
弊所のような士業の売上100万と、
飲食店の売上100万。
経常利益が両社とも2万だとします。
経常利益率は2%です。

同じ2%なので、同じ評価になる。
果たしてそうでしょうか。

両社とも一人で経営しているとして。

飲食店には仕入があります。
飲食店は、売上の約3割が仕入と言われています。
100万の売上があっても、3割仕入だと70万しか残りません。

では士業はどうでしょうか。
ほとんどの場合、仕入はありません。
100万の売上であれば、100万残ります。

そこから給料・家賃を引いて……。
本当に、同じ評価で良いのでしょうか?

中京会計では「経営者の喜びの8割は売上」と認識しています。
ですが、会社を良くする=利益を出すために、
売上だけを追い求めたり、経常利益率だけを見るのは、
少し違うのではないでしょうか。

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1月30日 和田悠里子
中小企業に夢と感動の経営を!

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