岩倉市ビジネスサポートセンター
解説記念講演会に参加しました。

「強みを活かして挑め、f-Biz流売上アップのポイント」
題した講演会です。

全国から「行列のできる相談所」として注目されているという
f-Biz（富士市産業支援センター）のセンター長　小出宗昭氏　と
OKa-Biz　センター長　秋元祥治氏　による対談形式での講演で

問題点の指摘ではなく、企業の強み・真のセールスポイントを見つけ、
伸ばすための具体的提案を行い、成果が出るまでサポートしていく
センターの取組と具体的な成功事例についての紹介がありました。

成功事例では

廃業を考えていたレトルト食品の会社に対して
「レトルトクリエーション」と題した飲食店や農業等の生産者向けに
レトルト食品の開発製造を事業者100個から受託するサービスを提案したり
（大手は小ロットをやりたがらない）

倒産寸前の金属加工メーカーに対しては
他がやっていない
試作品を三日で作成する『試作特急サービス3DAY』を提案
（試作品の製作には時間がかかるが、この会社には3日で仕上げる技術力がある）

などのワクワクしてくる事例をいくつか聞きました。

経営者の悩みを聞く中でその会社の持つ強みを見つけ、
お金をかけずに売上を増やす具体的方法を助言し
相談にきた企業の実に7割が売上アップしているという事実と
具体的提案の事例に只々引き込まれた90分間でした。

どの企業も気づいていないだけで
中から見ると当たり前に思えますが
傍から見るともの凄い強みとなるものが
あるということ。

お客様を明確に定義し絞り、
そこに向けた明確なキャッチコピーが重要ということ。

お金を掛けなくても、今あるものを活かす
気づきと知恵が大切ということ。

指摘ではなく、結果に結びつく具体的な提案が重要ということ。

学び多き講演会でした。

2月10日　小島　豊弘
中小企業に夢と感動の経営を！