2017.03.16 【中京会計税務通信vol.10】職場意識改善助成金
最近ニュースで「働き方改革」が取り上げられて
いるのをよく見かけます。
そのような中で国は、労働時間の設定の改善等に対してその費用の一部を
助成することをしています。
このことを「職場意識改善助成金」といいます。
職場意識改善助成金には活動内容によって種類がありますが、
今回は職場意識改善助成金から新たに新設される一つである
「勤務間インターバル導入コース」についてお伝えします。
「勤務間インターバル導入コース」は労働者の睡眠時間を確保して
健康を妨げないようにするために、終業時刻から翌日の始業時刻までの間に
一定の休息時間を確保するようにする制度です。
ではどのような取組をすることで助成金を受けることが
できるのでしょうか。
まず対象者としては中小企業が主になります。
資本金が業種により異なりますが3億円以下の範囲。
従業員数も業種によりますが、300人以下の企業が対象になります。
そして
・労務管理用ソフトウェアの導入・更新
・就業規則・労使協定等の作成・変更等
を行い達成した事項に応じて、取組に要した経費の一部が
助成されるという仕組みです。
働き方改革をしていこうとされる方は
こういった助成金を検討されてみてはいかがでしょうか。
中小企業に夢と感動の経営を!
3月16日 殿谷優仁