１０月７日の中京会計の
経営計画発表会で基調講演をして下さる
香取貴信さんの著書
「社会人としてたいせつなことはみんな
　ディズニーランドで教わった。熱い気持ち編」を
読みました。

その中で一番心に残ったのは
「本当のサービスとは何か」ということです。

ディズニーランドに
成人式を終えたばかりの人達が
初めてディズニーランドに大勢来た際に
水がかかるアトラクションで着物を
汚してしまいディズニーランドと
お客様の間でおおごとになったことが
あるそうです。

パークで働く人たちで
どうすればよいかを話し合ったそうですが
みんなで出し合った答えは
パンフレットを作ったり
入口の前で告知を徹底したりして
着物のままアトラクションに乗ると
汚してしまうことを事前に促そうというもの。

ですが、本場アメリカのアトラクショントレーナが―
そのことに対して怒ったそうです。
「それは免責のサービスだと」

本当に考えるべきことは
お客様に乗ると汚れることを伝えて
乗らないように導くことではなく
着物を着たお客様が乗っても
着物が汚れないようにするには
どうしたらよいかを考えること

出来ないようにしていくのではなく
出来るようにしていく
凄く大切な考え方だと思いました。

あらためて
1人でも多くの方に
香取貴信さんの講演を聞いて頂きたい
と思いました。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

９月８日　小島　豊弘
中小企業に夢と感動の経営を！