2016.08.24 部下育成のポイント
思っている事、言っている事、やっている事は全て違うと言う話を聞きました。
思っている事=A(思考)
言っている事=B(言動)
やっている事=C(行動)
とします。
ABCのそれぞれが重なる部分が他人から信頼されるところです。
他人から信頼されるには思っていることとやっている事と
行動している事をできるだけ一致させることが肝要です。
これと同じように考えてみると次の話が分かりやすくなります。
社内でリーダーから質問を受けました。
部下を指導することに対して自分の思っていることが
本当に正しいかどうか分からないと言うことです。
部下の成長に必要な指導=A
リーダーが部下に対して気づいた事=B
リーダーが部下に対してした指導=C
とします。
つまりABCの重なる部分が部下の成長に直接寄与するわけです。
それではその重なる部分をいかに大きくしていくのか?
それには二つの方法があります。
①B・Cを大きくする(リーダーが成長する)
②B=Cにする
つまりリーダーが気づきと行動を大きくするか、
気づいたことを即行動するか。
即ち気づいたことを、そのまま叱る褒めると言うことになります。
確かにAと重なる部分だけを効率よく指導することができれば
1番良いのかもしれません。無駄なエネルギーは使わなくてすみます。
しかしAは部下それぞれで違います。10人いれば10種類あります。
また成長度合いによっても変化してきます。
そしてそれは外から見えにくい。。。
という話を先日の社内研修でしていたら弊社の取締役の
和田悠里子から一言。
”それって気づいたことは、すぐ言えということですね”
はい、その通りです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
経営計画書と月次決算で夢と感動の経営を!
8月24日 伊藤圭太