所長ブログ

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2016.09.07 人間学

TKCの生涯研修で致知出版社の藤尾社長の講演を聴きました。
致知は人間学を専門にした雑誌で38年目を迎えます。

 

圧倒的なパワーと強い信念に押され
時間があっという間に過ぎていきました。

 

経営を成功するには3つの要因がある。
①経営能力
(1)商品開発力
(2)財務能力
(3)経営戦略能力
②使命感
③人間力

 

特に人間力がもっとも大事で、人間力がないと
短期的には成功しても長期的には成功しない。

 

人は大きくなっても勝手に大人(たいじん)には
ならない。
人の間に育ち教えを受け、学んで磨いて訓練していって
初めて人間だと教えてもらいました。

 

それには成人の学問が必要である。
学問にも2種類あって
①徳性を養う⇒人間学
②知識・技能を養う⇒時務学

①人間学が本(もと)であり②時務学は末である。
戦後日本の教育は徹底的に①を捨て②のみを行ってきた。
その弊害が現代で起きている痛ましい事件やニュースである。

 

若いころから強い使命感を持ち、人間学を学び、
自分を磨き続ける。
明治維新のころのように若者が立ち上がらなければ
日本の復興はないだろう、という話でした。

 

まったくその通りで、強い使命感を持って
伝え続けている藤尾社長は本当にすごい人物だと思いました。

致知から少し遠ざかっていたところもあったので
改めて人間とは何か、大人になるには、
人間学を学び続けようと決心しました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 
経営計画書と月次決算で夢と感動の経営を!
9月7日 伊藤圭太

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