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2017.09.28 【中京会計税務通信Vol.37】企業型確定拠出年金

皆さん、「確定拠出年金」をご存知でしょうか?

「確定拠出年金」とは、簡単に言うと
自分で決めた金額を自分の年金用に貯めていく制度です。

そして、この確定拠出年金には「企業型」と「個人型」とがあります。

企業型と個人型、共に大きなメリットとしては
①掛金が全額所得控除できる
②運用益が非課税
③受け取るときは「公的年金等控除」「退職所得控除」の対象
この3つが挙げられます。

つまり、税金を抑えながら将来の年金の対策ができるということです。

しかし、企業型には更にメリットがあります。
①掛金の幅が個人型よりも大きい
②社会保険料の標準額を月々の掛金分だけ下げられる

個人型よりも税制優遇を受けやすく、社会保険料も減らすことができるのです。

もちろん将来受け取れる年金額や何かあったときの補償金額が減ったりするデメリットもありますが、
それ以上にメリットの方が大きいのではないかと思います。

会社としても社会保険料が安くなればその分
会社負担分の社会保険が減るので経費削減になります。

初期導入時に数十万円程の費用がかかるとのことですが、
一度検討してみてはいかがでしょうか。

9月28日 木原明日香
中小企業に夢と感動の経営を!

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