2018.05.31 【中京会計税務通信Vol.68】骨太原案が明らかになりました
政府が6月に閣議決定する経済財政運営の基本方針の原案が
5/28に明らかになりました。
その中には、2019年10月の消費税率10%への増税が明記されています。
この増税方針を骨太の方針に盛り込むのは今回が初めてとのことで、
財政健全化に取り組む姿勢を強調しています。
増税後の景気下振れを防ぐため、
「税率引き上げで起こる需要の変動をならすよう万全を期す」とも記されており、
駆け込み需要の反動減を抑えるため、2019~2020年度に景気対策を実施するそうです。
消費税増税による増収は幼児教育・保育や大学の無償化などに使うようですが、
支出を減らす具体策は骨太方針からは見えてきません。
増税をするにしても、具体的な使い道や効果が分かるように
政府には説明してもらいたいですね。
5月31日 木原明日香
中小企業に夢と感動の経営を!