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2018.10.05 その他 複数行取引の勧め

先日、会計事務所向けの勉強会に参加してきまいた。
そこでの学びは、金融機関との付き合い方です。

多くの企業は借入金があると思います。

複数の金融機関と取引をしている企業もあれば
1行のみと取引をしている企業もあります。

【メインバンク一筋】と【複数行取引】とでは
どちらが良いのでしょうか?

1行取引のリスクについて2つ考えてみます。

1つ目は、1行のみの取引ですと
金利面を含めて借入の条件が
金融機関の思うままとなりがちです。
競争原理が働かないからです。

複数行と取引をすることで
金融機関同士の競争が初めて生まれます。

2つ目に金融機関は、支店長や担当者に
よって支援の状況が変わってくると言うことです。

普通、金融機関の支店長は2年置きに変わるそうです。
支店長には、積極的に融資をするタイプや
融資に消極的になるタイプがいらっしゃるようです。
担当者の能力によっても支援の状況が変わります。

1行取引だけですと、金融機関の融資スタンスが消極的で
支援をしてもらえなければ行き詰まってしまいます。

複数行取引をしていると
1行ががだめでもまだ他行に支援をお願いすることができます。

たくさんの金融機関と取引をすれば良いというものでも
ありませんが、少なくとも3行ぐらいの金融機関との
お付き合いは、事業を継続していく上で
大切なことだと感じました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

10月5日 小島 豊弘
中小企業に夢と感動の経営を!

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