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2019.06.10 理念の共有 不平不満は悪いものなのか?

皆さん、こんにちは。

本格的に梅雨入りし、連日雨が続いて気分が落ち込んでいましたが、
道端に紫陽花が綺麗に咲いているのを見かけ、
梅雨も悪いことばかりじゃないなと、少し幸せな気分になりました。
天候の変化が激しいこの時期は、日々の体調管理をしっかりしたいものですね。

最近、テレビや新聞の報道では、悪いニュースを目にする機会が多いのではないでしょうか。
しかし、全体的な数字を比較したとき、病気や事故などの不幸な出来事は少なくなり、
世の中は昔より確実によくなってきているはずなのです。
例えば、「今年になってから交通事故のニュースを目にする機会が多くなった」
と感じる方は比較的多くいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、交通事故の件数は以前と比較すると減ってきているのです。

人間は、物事を悲観的に受け取ろうとする本能があるそうです。
良いことよりも悪いことの方が目につきやすく、印象に残りやすいのだそうです。

人が集まり、組織の一員として働く以上、どうしても不平不満はでてくるかと思います。
しかし、不平不満は物理的な環境のせいで起こるのではなく、
心構えの違いによって起こるものだそうです。
不平不満の言葉は、全てが悪いものではないかと思います。
周りの人のため、よりよい環境にするために、現状の不満を言葉で伝えることは、
会社が成長するにあたって、必要な声なのではないでしょうか。

人が言う不平不満には2種類あるそうです。
1.部分最適的な不満
2.全体最適的な不満
一つ目は自分勝手な不満で、二つ目は、周りがよりよくなるための不満です。
社長は意見を聞くことが大切ですが、聞くことがゴールではなく、
そこから、今何が一番必要なことなのかと判断することが、
より大切になってくるのではないでしょうか。

中小企業に夢と感動の経営を!
6月10日 石川 夏奈

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