2020.08.17 理念の共有 月次決算
皆さん、こんにちは。
連日、猛暑の日々が続いております。
熱中症対策、体調管理には気をつけて過ごしたいものですね。
本日の朝勉強会では、中京会計が力を入れている月次決算について、改めてお話がありました。
コロナウイルスの影響により、今後はさらに不景気になっていくと言われています。
先行きが見通せない、来月の予測もまったく分からないといった
未来への不安を抱える方も少なくないと思います。
伊藤より、先日の朝勉強会で最近読んだ書籍で「会社は潰れるように出来ている」
とあって、どうして会社は潰れるのか納得したという話がありました。
会社はそもそも永久的に存続していくものではなく、
常に変化し、何か手を打たないと、潰れるようにできているとのことでした。
時代や環境が変化していくなかで、何もしないということは現状維持ではなく、
どんどん右肩下がりになっていってしまっているのということなのではないでしょうか。
多くの人は変化することを無意識のうちに避けてしまい、
どうしても過去の延長線上で物事を考えてしまうものだと思います。
しかし、過去の数字が良かったといって、現在や未来も良いかというとそうではありません。
過去の数字を基に、現在の立ち位置をしっかりと把握し、
未来に対してどのような決定がなされるかどうかが、重要になってくるかと思います。
そのためにも、毎月数字を見て現状をきちんと把握することが大切になってきます。
月次決算書はその数字を分かりやすくするための道具です。
今の会社の状態が良いか悪いかを判断するためには、その時だけの数字を見るのではなく、
常日頃からの数字を知っている必要があります。
月次決算という経験を通じて、数字に強い経営者になっていただきたいと思っています。
中小企業に夢と感動の経営を!
8月17日 石川 夏奈